家庭教師と個別指導との違い（トライに見る質と料金面からの比較)

成績をもっと伸ばしたい、希望する学校にお子さんを入学させたいと考えている多くの親御さんは、塾や家庭教師を視野に入れているでしょう。

しかしここで問題となるのが、授業料の問題です。

公立の学校とは違い、決して安くないのが塾や家庭教師。

しかも駅前などに複数の塾が乱立しているエリアも多く、どの塾にしたら良いか分からない方も多いのではないでしょうか。

塾や家庭教師は大きく3つに分類することが可能であり、塾・個別指導・家庭教師の順に料金は高くなっていきます。

料金の多くは講師の給与の取り分が大きいため、一対集団で教える塾ほど安く、一対一で教える家庭教師ほど料金は高くなるのです。

授業料の目安としては、例えば1カ月当たりの塾の授業料が1万円であれば、個別指導は2万円、家庭教師の場合は4万円と、倍額で増えていくこととなります。

ただし、教えてもらう教科数によっても料金は変わりますので、こちらはあくまでも目安として考えてください。

そして同じ個別指導であっても、料金面で家庭教師か個別教室かで迷っているのであれば、まずは幾らまでなら月々支払っても良いかというところを考えましょう。

幾らでもお子さんに投資できるのであれば、迷わず家庭教師をおすすめしますが、なかなかそうはいきません。

もし苦手な1教科を克服したいということであれば、少々高くとも家庭教師を、全教科を教えてもらいたいということであれば個別指導を利用し、特に苦手な教科だけを家庭教師をお願いした方が良いでしょう。

個別指導も家庭教師も同じく一対一の指導ではありますが、指導法は少々違います。

個別の場合は講師1人に対して同時間内に3人程度の生徒を受け持っているため、授業時間を丸々1人に割くことはできません。

分からない部分を教えてもらいつつ、講師が席を離れた間は自習もしくは練習問題を解く時間となりますので、全く勉強が苦手なお子さんには向いていない勉強空間です。

そのため、家庭教師よりも安く個別で教えてもらえるからと個別指導へと入会した場合、多くのお子さんはすぐに辞めてしまう傾向にあります。

そうなると、個別指導塾に支払った授業料は何の意味もなく、多少料金が高くとも身に付く家庭教師の方が良い投資だと言えるでしょう。

また、家庭教師の魅力は授業時間全てを一人の生徒に割くことができる点だけではなく、自宅での勉強法を教えてくれるところにもあります。

勉強が嫌いなお子さんの場合、自習の習慣が身に付いていないことがほとんどであり、そのため成績も伸びない傾向にあります。

勉強の楽しさややり方が分からないだけで、効率良く勉強する方法さえ誰かに教えてもらうことができれば、勉強が嫌いなお子さんであっても成績は伸びるのです。

なかでも「トライ式学習法」という効率の良い勉強法を編み出した家庭教師のトライの場合、勉強が苦手であればあるほど、勉強の面白さを知ることができると評判のようです。

トライでは家庭教師でも個別教室でもトライ式学習法を採用していますが、やはり個別教室の場合はある程度自習できる能力が必要になります。

そのため、勉強がある程度好きな場合は個別教室を、勉強が嫌いであれば家庭教師をお願いすると、授業料に見合った学力を身につけることが出来るのではないでしょうか。